小豆を炊いて、あんこを作りました。
和菓子って「甘いもの」というイメージが強いですが、改めて見てみると、実は素材そのものに栄養があるものが多いんですよね。
たとえば、
- 草餅にはよもぎ
- 本わらび餅にはわらび粉
- あんこには小豆
昔のおやつって、ただ甘いだけじゃなく、“食べる知恵”が詰まっていたんだなあと感じます。
美味しく食べながら、栄養も摂れる。
和菓子って、なかなか優秀です。

小豆は栄養たっぷりの“美容豆”
あんこの主役、小豆は小さいのにかなり実力派です。
食物繊維が豊富で腸活にも◎
小豆には食物繊維が多く含まれていて、腸内環境を整えるサポートになります。
- 便通を整える
- 腸内細菌のエサになる
- お腹のハリ感をやわらげる助けになる
甘いものを食べながら腸活になるって、ちょっと嬉しいですよね。
ビタミンB群でエネルギー代謝をサポート
小豆にはビタミンB群も含まれていて、糖質や脂質をエネルギーに変える働きを助けてくれます。
疲れやすい時や、なんとなくだるい時にも、体の“燃焼係”として活躍してくれる栄養素です。
ポリフェノールで美容とエイジングケア
小豆の赤い皮にはポリフェノールが含まれています。
これは抗酸化作用を持つ成分で、
- 紫外線やストレスによるダメージ対策
- 老化の原因となる酸化のケア
- 肌のハリを保つサポート
などが期待されています。
つまり小豆は、**「甘くて美味しい美容食材」**とも言えるかもしれません。
カリウムでむくみ対策にも
小豆にはカリウムも含まれていて、体内の余分なナトリウムや水分バランスを整えるサポートにも役立ちます。
塩分を摂りすぎた日のリセットにも、地味に頼れる存在です。
小豆は水に浸けなくてOK
豆類は「一晩水に浸ける」が定番ですが、小豆は例外です。
小豆は浸水しなくてもちゃんと柔らかく炊けるので、思い立った時にすぐ作れるのが嬉しいところ。
「豆を炊く」はハードル高そうに見えて、実はかなり手軽です。
柔らかく炊くコツは“渋切り”にあり
美味しく炊くポイントは、一度目の煮汁を変えること。
『渋切り』の煮汁(小豆茶)はぜひ捨てずに飲んでみてください。
ポリフェノールたっぷりのデトックスドリンクになります。

あずき茶になります。
渋切りをする理由
最初に軽く茹でたら、
- 煮汁を捨てる
- 小豆をさっと洗う
- もう一度新しい水で炊く
この工程を「渋切り」と言います。
渋みやえぐみを取る目的もありますが、
一度熱を加えてから冷やすことで、豆の皮に変化が起きて柔らかくなりやすいとも言われています。
ひと手間ですが、仕上がりに差が出る工程です。
砂糖を入れるタイミングは超重要
小豆を炊く時に一番大事なのが、砂糖は“柔らかくなってから”入れること。
まだ硬いうちに砂糖を入れると、
豆が締まって、そのまま硬くなりやすいです。

これは小豆界の“フライング厳禁ルール”
砂糖は数回に分けて入れると◎
おすすめは4回くらいに分けて加える方法。
少しずつ加えることで、
- 味が均一になじみやすい
- 甘さに奥行きが出る
- べたっとしにくい
和菓子屋さんっぽい、上品なあんこに近づきます。
おうちで和菓子屋さんのあんこを楽しめる
この炊き方で作ると、びっくりするくらい本格的なあんこになります。
トーストにのせても良し、
お餅と合わせても良し、
そのまま少し食べても幸せ。
市販のあんこも便利だけれど、
自分で炊くと甘さを調整できるし、小豆そのものの風味もしっかり感じられます。

和菓子を“罪悪感のないおやつ”にする工夫
もちろん、あんこは砂糖を使うので食べすぎはほどほどに。
でも、
- 洋菓子より脂質が少ないものが多い
- 素材由来の栄養が摂れる
- 満足感が高い
という意味では、和菓子は選び方次第でかなり優秀なおやつです。
「甘いもの=悪」とするより、
どうせ食べるなら、体も喜ぶものを選ぶ。
そんな視点で和菓子を見ると、また違った楽しさがありますよね。
おうちで炊く小豆は、
鍋の中でふっくらしていく様子までなんだか愛おしいです。
小さな豆が、ことこと煮られて宝石みたいなあんこになる。
台所で起こる、小さな幸せ時間です。
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